繰り返して使えるモノを造る 使えるモノは繰り返して活かす -モノ造りの真髄が、ここにある。

多彩な焼成ニーズにお応えできる連続式トンネルキルン  焼成温度が高ければ高いほどセラミック製品は高品質になる。
石州の焼成窯は、陶器「土≒粘土を素材とする焼物」焼成の中では最高の温度を造りだす。磁器「石を素材とする焼物」の世界に近い。400年の昔から、石州瓦は水を透さず、凍てにも割れず、酸にも強く、丈夫で長持ちする屋根材として高い評価を受けてきた。最近では、塩害や酸性雨にも強く、断熱性、遮音性にも優れた効果を発揮することも実証されてきた。
 そのすべては、1250℃以上という高温焼成のなせる果実である。

7つの特徴が、1ランク上のポテンシャルを物語る。

木村窯業所における石州瓦の製造工程

    • 原土処理
    • 桟瓦成形ライン
    • 粘土を練るときに熱を加え、芯から水分を抜きます。この加熱式真空土練機の働きにより、後の行程がスムーズになります。
    • 成形
    • のし瓦成形ライン
    • 瓦の形をつくるラインです。正確な寸法の「のし瓦」が1枚1枚、形作られていきます。
    • 乾燥
    • 平乾燥パレット
    • 成形された瓦は形に狂いが生じないように平乾燥されます。
    • 施釉
    • のし瓦施釉ライン
    • 石州瓦の特長は釉薬をかけて焼くことです。当社独自の釉薬は防水効果に定評があります。
    • 焼成
    • ジェットバーナー
    • LPガスを使用する事により、焼成温度1200℃以上の高温を実現。これによってできた、強固なガラス質が石州瓦独特の強さと美しさを守ります。
    • 選別
    • 選別ライン
    • 目視検査をはじめ、自動ひずみ検査機によるダブルチェックシステムを採用しています。
    • 結束・発送
    • 結束ライン
    • できあがった製品は、結束されて、全国各地へ出荷されています。
  •