無釉窯変の焼成技術は焼き物の世界では古くからあり、すでにレンガやタイルでは広く応用されています。それ故に「石州木村無釉窯」は天然原料と焼成温度に強くこだわりました。1,200℃を超えての窯変焼成は無釉のタイルを“素焼き”ではなく“焼き締め”に活用しています。顔料や金属酸化物では出し得ない一枚ごとの独特の「顔」は時と供に熟成の度合いを深めて変化を楽しむことができます。