平成24年11月15日(木)~11月26日(月)
国立新美術館 野外展示場で第17回 瓦・造形展『現代瓦造形と建築文化展』開催。
石州木村窯業所も出展いたします。
今回で17回目を迎える『瓦・造形展』。全国からオリジナルな瓦の造形作品を募集する形で開催されているもので、作品は屋根部位だけでなく、調度品やインテリア製品など多彩です。
瓦という焼き物の新しい可能性を求めて実施されるこの展示会、ぜひご来場ください。
木村窯業所の出展作品 『出雲棟石と新しい石州瓦』
島根県東部に広がる出雲平野は、住居の周りに松を植え、冬の季節風から住まいを守る独特の景観を持っています。この松の防風林は『築地松』と呼ばれますが、その松の間から見える棟石も両端が反りあがる独特の形をしています。
棟石は、来待石といって、出雲地方では古くから灯篭や棟石、基礎石などに使われ、今でも『来待石』の加工産業が続いています。
また、来待石からとれる硝石は、昔から来待釉薬として石州瓦に使用され、石州独特の赤瓦を生んできました。
今回出展する製品は、新開発『出雲棟石』と、当社の新しい石州瓦製品である『平板窯変瓦 エラン』『天然来待釉薬使用のリセラユー』の3製品。
『出雲棟石』は、防水性と耐震性を高めるなど、意匠性だけでなく、屋根の防災性能の向上も視野に入れた製品となっています。
第17回 瓦・造形展
- 開催期間
- 平成24年11月15日(木)~11月26日(月)
- 会場
- 国立新美術館 野外展示場で
東京都港区六本木7-22-2 - 主催
- 瓦・造形会
- 後援
- 東京建築士会 全日本瓦工事業連盟 全国陶器瓦工業組合連合会 他
- 事務局
- 千葉県鎌ケ谷市東初富4-2-51
富田 健一